会社の強みを効果的に伝えたい!技術広報のメリットとポイント
更新日: 2024.01.28
更新日: 2024.01.28
「競合他社に負けない技術があるが、消費者や投資家に認知されていない」広報担当者として、このような悩みを抱えておられませんか。
高度な技術への認知度を上げるためには、効果的な「技術広報」が欠かせません。そこで本記事では、技術広報の5つのメリットと、導入する際の2つのポイントを紹介します。
技術広報とは、自社の技術的な情報や知識を、社内外に発信していく活動です。
広報担当者として、自社の製品、サービス、プロセス、またはシステムに関する技術的な情報を理解し、それを効果的に伝えることです。
一般的な広報や営業とは異なるメリットがあります。
効果的な技術広報には、主に5つのメリットがあります。
技術広報では、お客様に売り出す製品について、技術の理解促進を目指します。
製品に込められた技術を分かりやすく伝えると、製品に対する信頼につながります。
そして高度な技術を使った、優れた製品を、より安心して使ってもらえるようになります。
製品やサービスの特異性は、会社の収益性や将来性を評価する投資家が注目するポイントです。
分かりやすく、確実に理解できるようなコミュニケーションが求められます。
投資家への効果的な技術広報は、会社が強みとする技術の評価、また会社への信頼感につながります。
会社の持つ技術が分かりやすくまとめられていると、他社の担当者の目につきやすくなります。
彼らの既存技術との接点が見えやすくなったり、技術の相乗効果を見積もったりしやすくなります。
会社としても、技術の応用やビジネスチャンスにつながるので、他社も対象とした効果的な技術広報は欠かせません。
専門知識を持つ学生や技術系転職者に対して、会社が誇れる技術を伝えることができます。
高度な技術に関心を持ってもらえるだけでなく、技術発信の社会的責任を果たす会社であるというアピールになります。
また効果的な技術広報には、会社の技術と応募者の持つ技術のミスマッチを防ぐ効果もあります。
製品やサービスの技術は、技術担当者だけが知っていれば良いものではありません。
営業や広報はもちろん、社員全員が理解することで、社内のコミュニケーションを円滑にしたり、アイデアの幅が広がったりと、ビジネスの拡大につながります。
社員が、業務を通じて取り扱う商品の理解を深めることは、会社の持つ技術のポテンシャルの発揮に貢献します。
技術的な情報や知識を発信する「技術広報」は、一般的な広報や営業とは異なります。
そこで、効果的に技術広報をするポイントを、2つ紹介します。
技術広報では、技術者が持つ専門知識を、専門知識を持たない消費者や投資家、社員にどのように伝えるのか考え、広報活動を行います。
広報担当者が技術を適切に理解すること、広報の内容を技術者にチェックしてもらうことが必要になります。
技術開発部門とコミュニケーションを図り、協働して取り組みます。
技術を的確に、そして分かりやすく説明する技術広報には、広報と技術開発部門の協力が大切です。
会社の持つ技術に関して、ただ情報発信をしているだけでは、専門知識のない人の理解が追いつかないことがあります。
技術の詳細を説明するあまり、分かりやすさを犠牲にしてしまっては、本末転倒です。
そこで、シンプルに分かりやすく伝えることも、広報戦略になります。
文章で説明するだけでなく、イラストを活用することも一例です。
miseru designは、科学イラストに特化したデザイン会社です。イラストを通じて、技術をわかりやすく伝えることをお手伝いします。
以下のような、消費者向けのプレスリリースにご使用いただけるイラストや、投資家向けのIR資料にご使用いただけるイラストなどを制作しております。
詳しくは、こちら。
プレスリリース用イラスト_ライオン株式会社様
IR資料用イラスト_大鵬薬品工業株式会社様
技術広報のメリットと、技術広報導入の際のポイントを説明してきました。
企業の技術の魅力を社内外に伝えることは、製品や会社への信頼に繋げたり、社内外の協働につながりますので、ぜひ実践してみてください!